5.営農推進の状況について

(1)栽培技術関係
枝野地区では、JAみやぎ仙南角田市ふるさと安心米生産組合協議会の元で、各地区にふるさと安心米生産組合を組織し特別栽培米(名称:ふるさと安心米)を作付けし、産直事業を行っている。
同協議会は「生産者と消費者が一緒に米づくりを行うこと」を理念としており、栽培基準を消費者、販売先等と協力して作成し、共同体制による土づくりやできるだけ農薬や化学肥料を削減した栽培を行う生産者の安全と環境に配慮した栽培に取り組んでいる。設立以来行っているみやぎ生協や首都圏のスーパー(サミットストア)との産直事業で契約栽培を行っている。また、生産者と消費者の交流や産地見学会を開催し、お互いの信頼関係を築き合っている。
平成18年6月には、構成員がエコファーマーの認証を取得した。認証取得に当たっては、既に高レベルで農薬や化学肥料を削減した栽培を実践していたため、種子消毒時に微生物資材を導入するなど認証を取得することができた。平成18年には、同協議会の生産活動や消費者との交流活動が認められ、平成18年度第4回 「オリザ賞」(宮城県農協中央会主催、河北新報社、東北放送共催)の大賞に選定された。

(2)転作関係の状況
@整備後の転作の状況(現況)
  • 転作面積 77.0ha(事業実施前の転作面積 0.0 ha)
A転作作物名と作付面積
  • 作物名: 大豆(65.2ha),大麦(11.8ha)
B新規作物の導入状況
  • 作物名: キャベツ(1.4ha)
C転作や新規作物の導入にあたって、特にPRすること
  • 枝野地区アグリセンタ−にて3年毎に意向調査し土地利用計画を立て、水稲作付地と集団転作地の変更を行い、農地の集団化と共に連作障害の回避を実践。

(3)農産物の加工、流通、販売などに向けた取り組み
  • 集団転作で収穫された大豆は、JAみやぎ仙南納豆センタ−で加工され、県内の生協に出荷されるなど、地産地消に取り組んでいる。
  • Green5えだの生産組合では、地区内の余剰労力を活用した「おでってクラブ」を組織し、転作や軽作業の補助員として雇用、地域内の女性等を雇用した直売所を開設している。
  • 農業生産法人耕人ファ−ム角田は、遊休農地となっていた畑を活用し菜の花を栽培し、菜種を絞り菜の花油の産地化に取り組んでいる。また、畑地の有効活用としてキャベツの契約栽培に取り組んでいる。