「21世紀土地改良区創造運動」とは?

  この運動は、個々のネットが主体となって「地域と共に歩むネットの実現」を目指し、ネッ トが果たしてきた役割、機能を改めて見直すとともに、農業・農村の持つ多面的な機能の確保など国民が期待する新たな役割に対し、どのように取り組んで行く べきか、地域の人たちとみんなで考え、実践していこうとするものです。全国の取組は、平成13年3月27日に全国土地改良事業団体連合会通常総会において、「全国ネット」と「各県ネッ ト」が主体となった、「21創造運動推進本部」が推進組織となり、取組を展開して行くと決議され進められています。事務局は「全国ネット」が勤めています。

 

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【水土里の学校 出前授業(角田市立枝野小学校様)】

 

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【水土里の学校 田んぼの機能学習(角田市立枝野小学校様)】



「なぜ」21世紀創造運動を行う必要があるのでしょうか?

@ネットの皆さんが、今日まで営々と守り育ててきた農業水路や農地は、我が国の礎である農業を支えてきただけでなく、国土保全やうるおいのある農村環境の保持など、地域や国全体にとって有意義な役割を果たしています。こうした農業・農村が持つ様 々な役割に対する国民の期待が年々高まりを見せています。

A一方、農村の都市化や混住化の進展に伴い、水路へのゴミ投棄、生活排水の垂れ流し等によって、土地改良施設の円滑な管理に支障が生じるケースも年々増えてきています。

B全国各地のネットが、21創造運動の展開を通して、このような今日の状況に対応しながら、引き続き日本の水・土・を守り育む組織として確固たる地位を維持し続けるとともに、そのことについて地域住民や広く国民に理解を求め、国民が期待する農業・農村の多面的機能の発揮を支える組織としてさらに発展して行くことが、個々のネットにとって、また地域にとって、ひいては国民全体にとって、とても大切なことだと私たちは考えています。

21創造運動は個々の水土里ネットにどのようなメリットがあるのでしょうか。

@都市化、混住化が年々進行する今、水・土・の大切さやネットが地域で果たしている役割について、それぞれのネット自身がしっかりと再認識し、地域の理解を求める21創造運動に取り組むことにより、内部的には、ネッ トの職員や組合員の意識を高め、足腰の強い組織にして行くための契機になると考えます。

A外部に対しては、ネットが果たしている役割が地域で再認識されることにより、地域の大切な財産である農業水路の維持管理などに対する住民の協力や地方自治体の支援が得られ、水土里ネットの負担軽減につながると考えます。

いま21創造運動に取り組まなかったら、どうなるのでしょうか。

 @社会全体がめまぐるしい変貌を遂げている今日、ネットのみならず、企業であれ役所であれ、団体であれ、およそ全ての組織体が自己改革に よる体質の強化を求められています。

A自己改革の姿勢がない組織に対しては、周囲から理 解や支援が得られず、その存在感が危ぶまれる可能性があると言えます。

B例えば、農業水路が地域に果たしている役割やネットの自助努力に対して、地域から共感が得られなければ、水路へのゴミの投棄や生活排 水の垂れ流しなどが増加し、管理が行き届かなくなります。

Cそして、このようなことがさらに地 域住民からの苦情(水路が臭い、安全施設がない、ゴミがたまっている。)を助長する、といった悪循環に陥り、組織の弱体化につながる恐れがあると懸念しています。

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【水土里の学校 揚水機場見学(丸森町立金山小学校様)】